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ヨガ指導者が知っておきたい解剖学のポイント

 

ヨガ指導者が最低限知っておきたい解剖学のポイントは主に3つです。

 

@筋肉の名称、起始停止部、作用

 

A骨の名称

 

B関節の名称、可動域、運動方向

 

それぞれ解説をしたいと思います。

 

筋肉の名称、起始停止部、作用

 

筋肉は人間の身体に約600個あります。
そのうち約400個が身体を動かすための筋肉です。

 

もちろんそれぞれ名称があり、付いてる場所も違うので働く役割も違ってきます。
大きな筋肉から小さい筋肉まで大きさも様々です。

 

数だけ聞けばそんなに覚えることが難しいように思えますがすべて覚える必要はありません。

 

例えば一般的に知られている上腕二頭筋(力こぶの部分)のように肩を上げたり肘を強く曲げるダイナミックな筋肉があれば、小指外転筋のように小指だけを開く小さな筋肉があります。

 

しかし、指導の中で上腕二頭筋に着目する場面は多々あると思いますが小指外転筋に着目することはほぼありません。

 

ヨガを指導する上で関わってくる筋肉の名称、筋肉がどこから始まり(起始部)どこまで付いている (停止部)のか、そして、筋肉がどのように身体を動かす(作用)を覚える必要があります。

 

これが理解できているとアーサナによってどこの筋肉が働いていてどこの筋肉が伸ばされているのかがイメージできます。

 

 

骨の名称

 

骨は人間の身体に約200個あります。
筋肉と同様に大きな骨から豆粒くらいの小さい骨まで大きさは様々です。

 

筋肉と同様で小さな骨の名称を必ず覚えないといけないというわけではありません。
指導をする上で必要な骨の名称は覚えるようにしましょう。

 

骨の名称を覚えると同時に骨の部位(ランドマーク)の名称を覚えておきましょう。

 

例えば肩甲骨です。
肩甲骨という一つの骨に対して肩甲棘(けんこうきょく)、肩峰(けんぽう)、上角(じょうかく)、下角(かかく)という部位があります。
理学療法士や柔道整復師のようなリハビリを専門にしている職業の人は肩回りの筋肉や肩甲骨の位置関係をチェックする際にこのような骨の部位を指標にして評価をします。

 

ヨガ指導者が彼らのように細かい部位の名称まで覚える必要は無いとは思います。
しかし、骨の部位が理解できていればレッスン中にアーサナを修正する際に適切な修正が行えます。
ワークショップで講師が平然と骨の名称を言う事は十分にありますのでぜひ覚えておきましょう。

 

 

関節の名称、可動域、運動方向

 

関節とは骨と骨が連結する部分の事を言います。
関節を覚える際はそれぞれの関節の動かせる範囲(可動域)とどのような方向に動く(運動方向)を覚えるようにしましょう。

 

特に関節の運動方向と筋肉の作用は関連します。
関節の運動方向が理解できていないと筋肉の作用を覚えていても意味がありません。

 

先程、例に出した上腕二頭筋を出すとこの筋肉の主な作用は肩関節屈曲と肘関節の屈曲です。

 

この時点でどのような動きかイメージできましたか?

 

正解は手をバンザイしながら肘を曲げる動作になります。

 

ここが理解できるようになると「このアーサナの場合、〇〇関節はこの運動方向に動いているので△△筋が働いていて××筋がストレッチされているんだな」と考えることができます。このような思考が持てるようになるとレッスンの組み立て方も変わってきます。

 

ここまで簡単に筋肉、骨、関節の解説をさせていただきました。
このポイントを理解できていれば、アーサナの指導、修正のイメージが湧きやすくなります。

 

 

今回、出てきたポイントを押さえておけばワークショップや専門書を読むのがスムーズになります!