大腿四頭筋のヨガ理論解剖学

 

 

大腿四頭筋の基礎知識

 

起始

 

大腿直筋

 

・下前腸骨棘・寛骨臼の上縁および関節包

 

内側広筋

 

・大腿骨粗線内側唇

 

外側広筋

 

・大腿骨粗線外側唇、上方は大転子の下部

 

中間広筋

 

・大腿骨前面近位2/3

 

停止

 

共同腱(大腿四頭筋腱)へ移行後、膝蓋骨を介して脛骨粗面

 

作用

 

・膝関節伸展

 

・大腿直筋のみ股関節屈曲

 

大腿四頭筋が収縮するアーサナ

 

イスのポーズ〜ウトカタ・アーサナ

 

英雄のポーズT〜ヴィーラバドラ・アーサナT〜(前に出した足)

 

大腿四頭筋がストレッチされるアーサナ

 

三日月のポーズ〜アンジャネーヤ・アーサナ〜

 

橋のポーズ〜セートゥ・バンダ・アーサナ〜

 

・弓のポーズetc

 

 

 

大腿四頭筋の解説

 

大腿四頭筋は名前にあるように4つの筋肉から構成される筋肉の総称です。
詳しく分類すると大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋の4つです。

 

主な役割としては膝の伸ばす伸展動作です。
大腿直筋に限り股関節を曲げる屈曲動作が入ります。

 

日常生活で大腿四頭筋が働く場面はしゃがみ込み動作で下半身を踏ん張ったり、しゃがみ込みからの立ち上がり、もしくは階段などの昇降動作です。
もし大腿四頭筋が弱くなるとこのような力強く下半身を踏み込みような動作でグラグラしてしまい身体全体が安定しません。

 

もちろん下半身を多く使うスポーツ競技では大腿四頭筋が弱いと下半身が安定しないのでよいパフォーマンスは期待できません。
トップアスリートの人の太ももが丸太のように太いのは大腿四頭筋がしっかり鍛えられてるからなんですね!

 

ヨガではイスのポーズや英雄のポーズのような立位で下半身を踏ん張るようなアーサナで大腿四頭筋を強化することができます。
特にイスのポーズでアーサナをキープすると大腿四頭筋にとても力が入っていることが実感できるはずです。

 

ここでワンポイントアドバイスとして英雄のポーズような片方の足を踏み込むアーサナの時は膝が外に開いたり内に入ったりしないようにつま先の向きと太ももの向きが真っ直ぐ前を向くようにしてください。
そうでないと内側広筋と外側広筋の筋バランスが崩れてしまい、膝に障害が出てしまうからです。

 

大腿四頭筋がストレッチされる場面は膝を曲げるようなアーサナになります。
ここで注意して欲しいのが膝を曲げると聞いたらイスのポーズも膝を曲げるアーサナですよね?

 

しかし、イスのポーズでは大腿四頭筋はストレッチされません。
というのもイスのポーズの時は大腿四頭筋は伸ばされながら筋肉を収縮させる遠心性収縮をしているからです。
簡単に言うと大腿四頭筋がブレーキをかけながら膝を曲げているのです。

 

なので弓のポーズのような大腿四頭筋に力を入れずに膝を曲げるアーサナがストレッチされることになります。
今回、ストレッチされるアーサナは股関節を伸ばす伸展系のアーサナも紹介しています。

 

これは大腿直筋が股関節を曲げる働きがあるからです。なので三日月のポーズや英雄のポーズ(後ろ足になる側)などのアーサナも紹介させていただいています。

 

腸腰筋の機能不全が起きると大腿直筋のオーバーユースが起きてくるので股関節の動きも意識しながら大腿四頭筋の伸びを感じてください!

 

 

今回は大腿四頭筋の解説をしました。筋肉は奥が深い!