三角筋のヨガ理論解剖学

 

三角筋の基礎知識

 

起始

 

三角筋前部

 

・鎖骨外側1/3前縁

 

三角筋中部

 

・肩峰の外側縁

 

三角筋後部

 

・肩甲棘の下縁 

 

停止

 

三角筋前部、中部、下部

 

・上腕骨中央外側の三角筋粗面

 

作用

 

三角筋前部

 

・肩関節下垂位と90°屈曲位では肩関節屈曲、内旋
・90°外転位では水平屈曲

 

三角筋中部

 

・肩関節下垂位と90°外転位では外転
・90°屈曲位では前方繊維は水平屈曲、後方繊維は水平伸展

 

三角筋後部

 

・肩関節下垂位では肩関節伸展と外旋
・90°屈曲位と90°外転位では水平伸展

 

三角筋が収縮するアーサナ

 

三日月のポーズ〜アンジャネーヤ・アーサナ〜

 

三角のポーズ〜トリコーナ・アーサナ〜etc

 

・木のポーズ

 

 

三角筋がストレッチされるアーサナ

 

牛の面のポーズ〜ゴームカ・アーサナ〜

 

・ねじって頭を膝につけるポーズ

 

 

三角筋の解説

 

三角筋は前部、中部、後部の三走行あり、それぞれ役割が似てるようで似てないような感じとなっています。
主な役割は腕を上げることです。そして、走行によって肩を屈曲したり、伸展したりと役割がそれぞれ変わります。

 

肩を上げる時に働く筋肉として棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋のローテーターカフと呼ばれるインナーマッスルがあります。
このインナーマッスルとアウターマッスルである三角筋が共同して働くことで肩が安定した状態で腕を上げる動作が行えます。

 

もしインナーマッスルか機能不全を起こすと三角筋が過剰に働いてしまい腕が上手く上がらない、上げる時に痛みが出るといった問題が起きてきます。
問題の1つに上腕骨頭と肩甲骨の端っこ部分である肩峰(けんぽう)の間で腱板(けんばん)というローテーターカフの腱が挟み込まれるインピンジメント症候群があります。

 

 

このような障害が起きないためにも肩関節の機能解剖をしっかり理解する必要があります。

 

少し話が逸れましたね。

 

三角筋が硬くなってしまうと上手く手を上げる動作や肩の水平内転という顔の前で腕を閉じるような動作に制限が出ます。
これは肩甲上腕関節の動きを三角筋の硬さが邪魔してしまうからです。

 

三角筋が収縮するアーサナは腕を上げる動きがあるアーサナです。
イスのポーズや木のポーズ、三日月のポーズなどです。

 

アーサナによって腕の上げ方が前から上げるパターン、横から上げるパターンと違います。となると最初に述べたように三角筋が働く走行が変わってきます。

 

これらのアーサナは難易度を下げる時に腕を上げる動作を無くすことがあります。その時は当然働きません。

 

三角筋がストレッチされるアーサナは牛の面のポーズやねじって頭を膝につけるポーズの時のような肩を引き下げる動作があるアーサナです。

 

 

 

今回は三角筋の解説をしました。筋肉は奥が深い!