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立位開脚前屈のポーズ〜プラサーリタ・パードッターナ・アーサナ〜

 

 

立位開脚前屈のポーズの概要

 

立位開脚前屈のポーズは足を左右に広げた状態から前屈をするアーサナです。
立位の前屈は足を閉じて前屈の行う深い前屈のポーズ(ウッターナ・アーサナ)があります。

 

同じように前屈をするアーサナですが違いがあります。
それは土台の安定性です。

 

立位開脚前屈のポーズは足を広げていますよね?
ということは足を広げているため支持基底面が広いということになります。

 

逆に深い前屈のポーズは足を閉じているので支持基底面が狭いです。

 

運動学の観点から言うと支持基底面が広い方が安定するというのは皆さんご存知だと思います。
なので支持基底面が広い立位開脚前屈のポーズの方が土台が安定しやすいということになります。

 

実際に2つのアーサナをしてみると土台が安定する立位開脚前屈のポーズはをした時、腰部への伸長感が深い前屈のポーズより感じやすいのがわかると思います。
これは土台が安定している分、脊柱が屈曲しやすいと言えるでしょう。

 

そして立位開脚前屈のポーズに似たアーサナがもう1つあります。
それは座位開脚のポーズ(ウパヴィシュタ・コーナ・アーサナ)です。

 

どちらも開脚して前屈を行うアーサナですが違いは立位か座位かです。
この立位か座位かで変わってくるものは重力です。

 

重力とは簡単に説明すると上から下に加わる力のことです。

 

となると立位と座位で前屈が深まりやすいのはどちらになるでしょうか?
それは立位です。

 

理由は立位で前屈をする時の脊柱の運動方向と重力の運動方向が一致するためです。
つまり重力が前屈がするのを助けてくれるのです。

 

ちなみに上体起こしのような場合だと同じ前屈(脊柱の屈曲)でも重力が邪魔をしますよね。
重力が負荷になり腹筋が鍛えられるのです。

 

少し話が逸れましたが、立位と座位とでは重力の影響により立位での前屈の方が前屈が深まりやすいと言えるでしょう。

 

以上2つの観点から立位開脚前屈のポーズは支持基底面が広いことで土台が安定し、重力の影響により前屈が深まりやすいと言えるでしょう。

 

 

立位開脚前屈のポーズの効果

 

・股関節内転筋群、腰部のストレッチ

 

立位開脚前屈のポーズの行い方

 

@足を左右に大きく広げて立ちます。つま先は少し内側に向けてください。小指で地面を強く踏みしめることで下半身を強固なものにします。

 

A両手を腰に当てて息を吸いながら背筋を真っ直ぐ伸ばします。

 

B息を吐きながら上体を前に倒し前屈をします。重力によって前屈が深まっていくのを感じましょう。背筋は伸ばしたままで頭頂部を床に近づけます。両手は腰から離し左右の足の間の床に置きます。

 

C小指で床を強く押したままで坐骨を天井に持ち上げます。深呼吸を繰り返し息を吐く時に前屈を深めていきます。深呼吸は2?3回繰り返します。

 

D身体を起こす時は両手を腰に戻し、息を吸いながら身体を起こします。

 

 

重力を利用して腰を伸ばしたり、股関節を広げる心地よさを体感してみましょう!