ヨガの基礎知識

ヨガをする為には土台が安定しないといけない

 

 

ヨガを行うためにはまずは土台の安定性が必要です。今回は土台について解説しています。


 

ヨガでは土台が重要

 

ヨガをする上でポイントになるのが土台を安定化するすることです。
これは経典「ヨーガスートラ」の第2章第46節にもこのように記述されています。

 

坐り方は安定した、快適なものでなければならない

 

これはヨガが確立された時から重要視されていました。
では何故土台を安定化する必要があるのでしょうか。

 

そもそも土台というのは辞書で調べてみると
「家や橋のなどの建造物の底部にあって上の重みを支えるもの」
と記してあります。

 

つまり、建造物の一番下に存在し、建造物自体の重みを支えるものになります。
なので家を建てる時に土台がしっかりしたものでないといけません。
でないと地震が起きた際に建造物自体の耐久性があったとしても土台がしっかり支えられていないと建造物は大きく揺れてしまい倒壊してしまいます。

 

これは人間に置き換えることができます。

 

土台ができていないと身体がフラフラしてしまい安定した姿勢を保つことができません。
安定した姿勢を保てていないということは時間が経てば体に歪みがでてきてます。
そうなると心が歪みがでた部位に揺れ動いてきます。
最終的には心が散漫化してしまい、心身の安定化が作れません。

 

このことから心を散漫させないためにも土台をしっかりしたものにしなければなりません。

 

 

座位姿勢では「骨盤」が土台になる

 

土台になる部位は姿勢によって変わってきます。
姿勢は主に「座位姿勢」と「立位姿勢」になります。

 

座位姿勢では土台は骨盤になります。
この骨盤を安定化するためにはまず骨盤自身が正しい位置にないといけません。
骨盤が正しい位置にないと安定化することが難しいからです。

 

骨盤の正しい位置の見つけ方は非常に簡単です。

 

両手でお尻の左右を触ってください。奥のほうにとがった骨が触ることができると思います。

 

それが「坐骨」と呼ばれる部位です。

 

次に坐骨に意識を置いて座ります。この時、床でも椅子でも良いです。

 

そうしたら坐骨にしっかり体重が乗るように骨盤を前後に動かします。

 

この時、骨盤を後ろに傾けると坐骨に体重が乗りません。逆に起こしすぎると坐骨が座面から浮いてしまいます。
その中間を見つけてください。

 

そこが骨盤の正しい位置になります。

 

骨盤が正しい位置にあると自然にお腹と骨盤底に力が入り、背筋はスッと上に伸び上がる様な感覚があると思います。
身体の芯ができあがり、気持ちも引き締まってきます。

 

つまり心身が安定しているのです。

 

この状態がヨガをしている最中も継続できるようにしてください。

 

 

立位姿勢だと下半身が土台になる

 

次に立位姿勢ですが、立位姿勢だと土台は下半身になります。

 

特に全体重を支える足が大事になってきます。

 

まずは裸足で立ってください。

 

次に足の指をじゃんけんのパーの形をするようにそれぞれ床から離します。

 

小指から親指まで左右同時に一本ずつ床に降ろしてください。

 

そうすると足の裏に力が入る感じがして床に対して吸盤のように吸い付くイメージができると思います。

 

足の正しい身体の支え方は親指の付け根(母指球)、小指の付け根(小指球)、かかとに分散して体重が乗る三点支持になりますので修正をかけてください。

 

そこが足の正しい位置になります。

 

この方法は外反母趾、偏平足などの足のアライメント修正にもなりますので足に問題がある人は是非挑戦してみてください。

 

そいて、太もも、お尻を軽く引き締めます。

 

太ももを締めることで膝関節の安定化を図り、お尻を締めることで股関節、体幹部を安定化させます。

 

足、膝、股関節は荷重関節になります。
荷重関節というのは立位で重力の影響を受ける関節です。

 

この荷重関節が安定化しないと立位での土台も安定しないと言えるでしょう。

 

今回、座位と立位の正しい土台の位置について述べました。
姿勢によって変わる土台を意識しながらヨガをしてみてください。

 

 

座位や立位でアーサナを行う時は「土台」を意識するように心がけましょう!