そもそもヨガが何なのか知る

 

そもそもヨガとは何なんでしょうか?今回はヨガの概要について解説します。


 

いきなりですがヨガと聞いてどのようなイメージが湧くでしょうか?スタイルの良い女性が浜辺でいろんなポーズをしていたり、スポーツ選手がパフォーマンス向上を目的にやっていたりと人によって様々なイメージが湧くとのでないかと思います。

 

老若男女問わずヨガと聞いて何かをイメージできるということはヨガが世間に広く認知されている証拠ではないでしょうか?大体の人が身体を動かすこととイメージされると思うのですがそれだけではヨガと言い切れません。
あくまでも身体を動かすことはあくまでもヨガを行うための一部分であって完全にヨガとは言えないのです。

 

ではヨガとは何なのでしょうか?これは「ヨガ」の言葉の意味を説明することで全体像が見えてくると思います。

 

ヨガとはサンスクリット語のYUJ(ユッジ)「結びつける」という言葉から来ています。これは牛と牛車をつなぐ際に用いる器具の「軛(くびき)」のことを指します。
ちなみに英語のYokeも遡ると関係してくるとも言われています。

 

ではもう少しひも解いていきますね

 

 

人間は自分以外の外界から常に五感を通して何かの刺激や情報を受けています。
それはいわゆる「ストレス」も入ります。

 

ストレスというのはいろんな人が受けます。
社会人では営業職の人が契約を取るために上司からのプレッシャーの中で仕事をしているかもしれません。技術職の人は自分の体力の限界を超えてまで仕事しているかもしれません。

 

学生は学校の成績や進路、はたまた友人関係のことで悩まされているかもしれません。
このようにストレスを受け続けた結果、人間は心身のバランスが崩れ、体や心のどこかに不調を訴えるようになります。

 

ヨガは過剰に受けたストレスによって心身のバランスが崩れた状態からストレスを切り離し、心と身体を結びつける効果があります。
また、自分があたかも自然と一体化したような境地までヨガは誘ってくれます。

 

人間は先程述べたように五感から情報を得ます。そして、その情報によって心が散漫になります。

 

例えば、物を過剰に欲しがったり、余計な情報に苛立ったり不安になったりします。みなさんも自分以外の外界からの刺激に対して心が不安定になったことがないでしょうか?

 

特に現代社会ではパソコンやスマホですぐに情報が入りやすい世の中になっています。
そうして得た誤った情報や適切に処理されなかった情報により心は空に向かって飛ぶ風船のように制御されずに散漫になってしまいます。

 

そうなった時にヨガは持ち手を失った風船を掴むように散漫になりやすい心を軛のようにしっかりとつなぎとめる効果があります。

 

 

つまりヨガはストレスや多くの情報から自分自身を切り離し、本当の自分を見つけてくれるんですね!


 

実はこのような考えが何年も前からあることが書物として記されています。
2〜4世紀に書されたと言われている経典「ヨーガスートラ」の第1章第2節にこのように記されています。

 

ヨーガは心の作用を止滅することである

 

止滅するとういう事は五感を通して入ってきた情報により散漫になった心を制御するという事になります。
何千年も前の人たちも何かしらの手段によって情報が入り、心が散漫になっていたのかもしれませんね。

 

日本でも古くから武道で「心技体」の言葉があるように、「技」や「体」だけでなく「心」が伴う三位一体となることを重要視しています。
「心」に重きを置くことは今も昔も、そして場所を問わず変わらないと言えるでしょう。

 

ではヨガについて簡単ですがまとめます。
ヨガとは軛のことです。
ヨガが軛のように制御したり結びつけるものは主に3つあります。

 

心と身体を結びつける

 

自分と宇宙を結びつける

 

散漫になった心を制御する

 

このようにヨガは体を動かすだけでなく心の制御にも焦点を当てているのです。
心身の調律を図り、完全な健康に導くことがヨガと言えるでしょう。