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ヨガをしたら身体が柔らかくなる理由〜その3〜

 

身体を動かすということは筋肉を使うのは当然ですが、関節も動かすということになります。
例えば、肩が上がらないという人がいた場合、肩が上がらない理由はいくつかあります。

 

肩甲骨に付いている筋肉が硬いとあげる時に邪魔になります。
そもそも肩を上げる筋肉が弱すぎたら上げるのも困難です。
はたまた肩の関節自体の可動域が悪かったらいくら筋肉が強くても上げれません。

 

このように肩が上がらないという動作に対して上がらない理由の候補はいくつも出てきます。

 

ヨガをする前では肩が上がらなかった人もヨガをした後は肩が上げやすいという人もいます。
しかし、中には変わらないという人もいます。

 

恐らく変わらない人は関節自体に骨の変形などの問題があり、ヨガをしても変わらなかったのでしょう。

 

今回は、そのような人を関節の変形が原因なのは除いて身体が柔らかくなる理由について解説します。

 

 

関節は安定していないといけない

 

身体が硬い人の多くは股関節や肩関節の動きが悪くなっています。
股関節と肩関節は球関節と言って大腿骨、上腕骨の形状が球みたいになっています。

 

骨盤、肩甲骨側がカップのようになっていてそこにはまって安定性を出しています。

 

なので本来ならば股関節や肩関節は他の関節に比べ可動域が広いのです。
可動域が広いが故に股関節や肩関節は不安定になりやすいので筋肉がしっかり働いて安定性を出しています。(特に肩関節は不安定になりやすい)

 

この時に安定性を高めるために働くのが関節周囲に付いている小さな筋肉(単関節筋)です。

 

この小さな筋肉が働いて関節の安定性を高め、大きな筋肉(多関節筋)が働いて関節をダイナミックに動かします。

 

しかし、この時に小さな筋肉が弱くなっていたらどうでしょうか。

 

関節は安定しなくなりグラグラしてしまいます。
そうなると身体に支障が出てしまいます。

 

そうならないために大きな筋肉が働き、本来の役割ではない関節の安定性を高める役割もしてしまいます。

 

こうなってしまうと大きな筋肉は常に力が入った状態になります。

 

常に力が入っているということは筋肉の柔軟性が低下し、身体が硬くなってしまいます。

 

もし、このような状態になって身体が硬くなっている場合の改善方法は本来働くべき筋肉を正常に活動させることです。

 

アーサナを正しく行えば筋肉は正しく動く

 

これはヨガのアーサナを正しく行えば良いのです。

 

股関節なら例えば英雄のポーズUが有用です。
このアーサナは足を大きく横に広げ、下半身の強さが必要です。

 

この時、膝を伸ばしている脚で地面を強く踏みしめるとお尻にとても力が入るのがわかると思います。

 

股関節をしっかり開いた状態で地面を踏みしめることにより中臀筋や大臀筋が働くのです。

 

これが関節の安定化を図ってくれます。

 

そうするとハムストリングや大腿筋膜張筋といった多関節の緊張が緩んでくれます。

 

実際に英雄のポーズUをする前とした後では前屈のしやすさは変わってきますのでやってみてください。

 

肩関節の場合はダウンドックが有用です。
このアーサナは両手を地面に置いてお尻を上に向かって突き上げるようにして姿勢を作ります。

 

この時に両手で地面を力強く押したその反動でお尻を持ち上げていきます。
肩がすくまないように注意しながらこのアーサナを行うと肩甲骨を安定化する時に必要な前鋸筋が働きます。

 

前鋸筋が働き、肩甲骨が安定化すると肩関節を安定させる小さな筋肉も働きやすくなります。

 

そうなると安定化できた分、肩が上げやすくなるはずです。

 

今回は、関節が安定化することで柔軟性が上がる理由について解説しました。

 

ヨガでは様々なアーサナを行うことで眠って使われていなかった筋肉を呼び起こします。
その筋肉が目覚めることで関節が安定し、頑張りすぎて硬くなった筋肉が緩んでくれます。
マッサージやストレッチだけじゃなくて筋肉を正しく使うことで柔軟性が上がるということを知ってもらえたら幸いです。