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高齢者がヨガをするとどんな効果があるの?〜シニアヨガの効果〜

 

まずは背景として超高齢社会がある

 

昨今、高齢化社会が問題になっていることはご存知だと思います。
高齢化社会の指標として総人口に対し65歳以上の割合を指す高齢化率があります。

 

この高齢化率が7%を超えると「高齢化社会」と言い、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と言います。
日本が「高齢化社会」を迎えたのが1970年でそのまま高齢化率が上がっていき1994年には「高齢社会」になり2007年には「超高齢社会」を迎えました。

 

ではこの超高齢社会の問題点は何でしょうか?
問題はいくつかありますがここでは絞って解説したいと思います。

 

その問題点とは「高齢者の健康」です。

 

高齢者の健康がどのような影響があるのか

 

高齢者はやはり若者に比べたら病気になりやすく身体能力の低下から怪我をするリスクが高まります。
程度にもよりますが独立した生活が難しくなってしまうのです。

 

例えば、高齢者の人が家の中で歩いていて何かに引っかかり転倒し股関節を骨折したとします。
そうなるとまずは入院して股関節の手術をします。
術後はいきなり元のように歩くことはできませんので元の生活に戻れるようにリハビリを行います。

 

頑張ってリハビリをして身体能力も回復したので退院し元の生活に戻ることができました。

 

とこんな感じで簡単に書きましたが、この入院から退院までに多くの人手と医療費がかかっています。
これが高齢化社会で無かったら特に問題は無いのですが、超高齢社会なら多くの人手と医療費がかかってしまい国を圧迫してしまいます。

 

先ほどのケースでは退院して元の生活に戻れていますが、退院後も後遺症のため1人で暮らすのが困難で介護が必要な高齢者もいます。
そういう人が増えればもっと人手や医療費が足りない状態になってしまいます。

 

これが超高齢社会の問題なのです。

 

国の対策方法

 

このような問題に対して国はこのような対策をしています。

 

高齢者が健康で1人でも生活できる期間を長くする

 

日常的に医療や介護を必要としない期間を「健康寿命」と言いますが、1人で生活できる「健康寿命」を延ばしたいと国は考えています。

 

つまり、高齢者が増えたとしても1人1人が健康維持できていれば医療費や人手は少なくて済むので国への負担も減るのです。

 

なので国は高齢者の人に地域のサークルの体操教室に参加するように積極的に促しています。

 

体操教室の内容には「ロコモ体操」「いきいき百歳体操」などがあり、「シニアヨガ」もその1つです。

 

高齢者に対するシニアヨガの効果

 

高齢者に対するシニアヨガの期待される効果として

 

・筋力、柔軟性、持久力の向上
・障害予防に
・地域の人との交流

 

があります。

 

まず1つ目の筋力、柔軟性、持久力の向上についてです。

 

筋力が向上すると椅子からの立ち上がりがスムーズになったり、重たい物を持つことができます。
柔軟性が向上すると身体を捻ったり、床にしゃがむ動作が行いやすくなります。
持久力が向上すると疲れにくくなるので長時間の歩行が行えます。

 

これはヨガの様々なアーサナを行い各筋肉、各関節を継続的に動かすことで期待される効果です。
これらの機能が上がれば自分でできる事が増えますので健康的に日常生活を送る事ができますよね。

 

そして、筋力、柔軟性、持久力が向上すると障害予防にも繋がります。

 

例えば、大腿四頭筋の筋力が弱いと立位姿勢で筋力で膝関節を支えれないので骨と骨が擦れてしまい変形性関節症になってしまいます。
そうなると膝に痛みが出てしまい歩くことが困難になってしまいます。

 

症状が進行すると立つことも困難になっていまい誰かの助けが必要になります。

 

ということは筋力を向上すればどうでしょう。
未然に障害を防ぐことができますよね。

 

もちろん柔軟性や持久力ががあれば障害は出にくくなるでしょう。

 

障害を未然に防ぐことが高齢者にとって健康な日常生活を送るためには必要なのです。

 

そして、最後の地域の人との交流です。

 

これは私自身が地域で体操教室の講師として指導していて感じることです。

 

グループレッスンを受ける人は最初は数人の知り合い同士で参加します。
これが体操教室の参加回数が増えていくと自然とその中で新しいコミュニティが作られていきます。
そうなると体操教室の日以外でも会うようになり、お食事に行ったり、どこかに旅行に行くようになってきます。

 

体操教室がきっかけでプライベートが充実していくのです。

 

そして現在、高齢者の孤独死が問題になっていますが、このように地域のコミュニティがあれば防げるはずです。

 

今回、ヨガの高齢者における効果について解説しました。
高齢者の中にもヨガに興味がある人はたくさんいます。

 

身近にそのような人がいれば是非勧めてみてください。