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アスリートがヨガをした時の効果

 

現在、ヨガはフィットネスの現場だけでなくアスリートレベルの選手にも行われるようになってきました。
それはヨガが身体的なアプローチもそうですが、スポーツにおいて大事な精神面にもアプローチしているからです。

 

そのアプローチが結果として良いものが出ているのではないでしょうか。

 

では、アスリートがヨガをした時の効果について簡単に3つにまとめました。

 

・パフォーマンスの向上
・怪我の予防
・リハビリ

 

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。
では1つずつ解説します。

 

パフォーマンスの向上

 

スポーツをするのであれば結果が必ず求められます。
当然、競技レベルが上がり大会の規模が大きくなればなるほど大きく求められます。

 

その為、パフォーマンス能力を高め、自分も周りも納得できる結果を出すことは非常に大事になります。
ではヨガがパフォーマンスの向上にどのように関わってくるのでしょうか。

 

まずはアーサナです。

 

アーサナはご存知のように多くのポーズがあり身体を様々な方向に動かします。
様々な方向に身体を動かす、すなわち各関節の持っている本来の可動域を存分に使うということになります。

 

使うというのはまず人間が本来の持っている可動域まで広げることです。
そして、広げた可動域で筋肉を使うことです。

 

ストレッチでは可動域を広げますが、筋肉を使うことはありません
つまりアーサナは

 

関節可動域を広げる

広げた可動域で筋肉を使う

 

という流れでパフォーマンスを向上します。

 

 

例えば、野球のピッチャーの投球動作です。

 

ピッチャーの投球動作で下半身が強くしなやかであることです。

 

そうでないと投球においていわゆる身体の開きがでたり円滑な上半身の動きができません。
そうなるとシュート回転になったり、ボールに力が伝わらず球速は出ないでしょう。

 

では股関節の可動域に問題がある選手がいたとします。

 

そのような選手がいたらとりあえず開脚前屈でもして可動域を広げてみてもこれは悪くはありません。
可動域が悪いからストレッチして可動域を広げるという考え良いです。

 

でも、より効果的により機能的にアプローチしたいのであればどうすれば良いのでしょうか。

 

まずは英雄のポーズAで股関節の外転可動域を広げていきます。
右投げの選手であれば左脚を曲げて右脚は伸ばすほうが投球動作に近いのでそのようにイメージしてください。

 

まずは左脚を踏み込んだり戻したりを繰り返します。
ただ単に踏み込むだけでなく両足で地面を力強く押し込みことポイントです。

 

そうすることで可動域を広げながら臀筋群の収縮を促通できます。
下半身に問題がある選手はこの時点で臀筋の収縮が全く入りません。

 

つまり、股関節を自分の意として動かせてないのです。
反復して練習を行うと臀筋群が収縮していきますので次は英雄のポーズ@に切り替えます。

 

英雄のポーズ@では身体の向きが変わってきますので収縮リズムも変わってきます。
これも反復練習します。
反復して練習することで筋肉の収縮-弛緩のリズムを作ります。

 

できるようになったら英雄のポーズ@とAを交互に行います。
こうすることで身体の向きを変える時の臀筋群の収縮-弛緩のリズムを身体に覚えるのです。

 

アーサナが正しく行えるようになった時、股関節は可動域が広がり、なおかつ広げた可動域でも筋肉が使えるようになります。

 

これがアーサナが効果的で機能的なアプローチができる理由です。

 

そして、パフォーマンスを上げるもう1つの理由は脊柱の柔軟性の獲得です。

 

なぜ脊柱の柔軟性がパフォーマンス向上につながるかと言いますと、脊柱の柔軟性が無いと本来ある筋力を発揮できないからです。

 

これは『力の作用反作用の法則』と言います。

 

簡単に説明すると今持っている力を100だとします。
脊柱の柔軟性が十分であればその力を出し切ることが出来ますが、柔軟性が不十分だと80や70に力を抑えてしまいます(数字はテキトーです)

 

というのも力を発揮したらその力が反動として返ってきます。
それを脊柱の柔軟性で受け流すのですが、脊柱の柔軟性が不十分だと受け流すことができないので力の発揮を抑制してしまうのです。
(大まかな説明だったので間違った表現もあるかも。精通してる人がいたらご指摘ください)

 

ヨガでは脊柱の柔軟性を向上させる効果もありますので、力の抑制がかかっている人には本来の力を導きだしてくれるはずです。

 

パフォーマンス向上について解説しましたが、ひとつ注意してもらいたいのはウエートリフティングのようなパワーがメインのスポーツのパフォーマンス向上はなんとも言えません。
というのもヨガは基本的に自重で行うものなのでウエートリフティングのような重さを競うスポーツのパフォーマンス向上には期待できません。

 

もちろん間接的にはパフォーマンス向上につながります!

 

怪我の予防

 

これはパフォーマンス向上で解説したのとほぼ内容は同じです。

 

身体の各関節の可動域が広く、各筋肉の収縮-弛緩のリズムが適切に行えれば怪我は防ぐことができます。

 

そして、練習後や試合後というのは筋肉が興奮状態にあり伸張性が低下してきます。
そうなってくると血流も悪くなり上手く回復することができません。

 

ヨガで呼吸から整え、筋肉を伸張することで興奮状態から解放し身体をケアすることができます。

 

日頃からヨガを取り入れることで例えば慢性的な腰痛の予防、ケアも行えますし、競技中の肉離れを防ぐこともできます。

 

リハビリ

 

これは怪我をした後になりますが、考えは基本的に怪我の予防に似ています。
身体を怪我してしまうということは身体の使い方に問題があるということです。

 

それは関節可動域制限により他の関節にストレスがかかったり、筋収縮のリズムが上手くできておらず肉離れを起こしたりと問題によって様々です。

 

ヨガではアーサナを通じてこのような問題のある身体の使い方に対して機能的に使えるように修正する効果が期待されます。

 

当然ですが、無理なアーサナをして身体を傷つけないような範囲で行います。

 

このようにヨガはスポーツをする人にとって様々な効果が期待できます。