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視覚を用いて正しいアーサナへ誘導する

 

視覚というのはみなさんご存知の通り目から入ってくる感覚になります。
視覚を通じて人間に入ってくる情報は五感の中で1番多く、8割は視覚からの情報だと言われています。

 

つまり、参加者に正しいアーサナを指導するためにはまず視覚で伝えることが1番になってきます。
変な話ですが言葉の意味が伝わらない子供も耳が聞こえにくい高齢者の人も指導者がアーサナの手本を見せたら大まかにアーサナができます(もちろん見せるだけで完璧なアーサナができるとは思いません)

 

百聞は一見に如かず

 

まさにこの言葉のことですね。

 

視覚を利用した指導方法

 

この視覚を利用した指導方法は主に二つです。

 

@指導者が正しいアーサナを行い参加者に見せることで理解してもらう

 

これは文字通りです。指導者が正しいアーサナを見せることで参加者に正しいアーサナのイメージを持たせます。
先程も記述したように言葉が無くても正しいアーサナを見せることができたら大まかなアーサナはできます。

 

特にバレエ、ダンス、体操など身体全体を使って表現するスポーツを経験していた人は元々ボディイメージが長けていますので見ただけ正しいアーサナを行うことができるでしょう。

 

中には間違って身体を痛めてしまうようなアーサナをしてしまう人もいるのでそういう時はアーサナを修正してあげてください。

 

もちろん指導者が間違ったアーサナを行っていたら参加者は誤認してしまい間違ったアーサナを正しいアーサナだと勘違いしてしまいます。

 

つまり、正しいアーサナを行ってもらうには指導者自身が正しいアーサナを行うことが第一前提になります。

 

こうなると言うことはひとつです。

 

日頃から鍛錬し正しいアーサナを行える指導者になってください。

 

女性指導者は男性に比べ筋力が弱いので身体を支持するようなアーサナ(東のストレッチや賢者のポーズなど)が苦手な人が多いかもしれません。
男性指導者は柔軟性が必要なアーサナ(鳩のポーズや猿王のポーズなど)が苦手な人が多いかもしれません。

 

しかし、参加者は指導者を見ていますので自分の苦手な部分を克服するようにしましょう。
これは勧戒の「苦行」とも言えますね。

 

見せれる(魅せれる)指導者になりましょう。

 

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A目線を誘導して姿勢を修正する

 

これは主に頸部の動きを修正することができます。

 

レッスン中によくある間違った姿勢のしてあごが上がるパターンがあります。

 

三日月のポーズコブラのポーズなど脊柱を反らすアーサナでよく見られます。
本来ならば脊柱の骨(椎体)をひとつずつ動かしたいところですがあごが上がってしまい頸部を過剰に反らせます。
そうなると脊柱全体で反らしたいのに頸部だけ過剰に動いてしまうことにより頸部の関節を痛めてしまいます。

 

この時に視線を誘導して頸部を正しい位置に修正します。

 

例えば、あごが上がりすぎて天井を見てしまう人がいたら

 

「目線は壁と天井の境目を見ます」

 

というような感じで視線を誘導して自然とあごを引いたポジションへ誘導します。
そうすることで頸部を保護することができます。

 

他にもねじり系のアーサナで脊柱はねじれているのに顔だけねじれず頸部を痛める場合もあります。
そういう時も目線を誘導して頸部を保護することができます。

 

レッスンを行う場所にもよりますが何でも良いので目印を見つけて視線を誘導するようにしましょう。

 

このように参加者の視覚を上手く利用して安全で効果的な指導ができるように努めてください。