スポンサーリンク

バーバルキュー(言葉がけ)で身体のイメージを変える

 

 

人間というのはボディランゲージという言葉があるようにある程度身振り手振りで何かを伝えることは可能です。
これは視覚についての記事でも記述しています。
視覚を用いて正しいアーサナへ誘導する

 

しかし、自分の気持ちを伝えるには言葉に出して相手に理解してもらえることは非常に重要です。
これが励ます言葉なら相手はとても喜ぶでしょう。けなすような言葉なら相手はとても傷つきます。
もちろん同じ言葉でも口調が変われば相手への伝わり方は変わってきます。

 

例えば「いいよ。」という言葉です。

 

これが優しい口調で言えば認めてもらったり許してもらえたように捉えることができます。
低いトーンで早い口調で言えば投げやりな感じで返答されたように捉えられます。

 

言葉というのは口調や内容次第で脳に対して良い方向にも悪い方向にも強く影響を与えます。

 

レッスン中も参加者が視覚で持った間違った身体の使い方のイメージも呼吸のテンポや力の入れ方抜き方も言葉がけ次第では修正することが可能です。

 

この言葉で修正することをバーバルキューと言います。

 

なのでバーバルキューを上手くチョイスして参加者が良い方向に誘導できるようにしましょう。

 

では具体的なバーバルキューの方法を解説します。

 

スポンサーリンク

 

バーバルキューの種類

 

@身体の部位を直接誘導する

 

これは身体の部位を直接指示してアーサナを誘導します。
よくあるバーバルキューとして

 

「骨盤を土台にして背骨を天井に伸ばしていきます。」

 

「足の裏を地面に吸い付かせるように密着させます」

 

のようなものがあります。
指導者が誘導したいポジションに身体の部位を直接指示して参加者を動かします。

 

A身体の部位が何か例えて間接的に誘導する

 

これは体の部位を何かに例えることで参加者のアーサナを誘導します。
先程の例えで言います。

 

「骨盤が土が入った植木鉢のようにしっかり安定化させます。そこから背骨という木が空に向かって高く高く伸びていきます」

 

「足の裏がタコの吸盤のように地面に吸い付きます」

 

のような感じになります。
これは正直、指導者のセンスです。
いかに表現豊かな例えができるかが大事になります。
このヒントは日常生活にたくさんあります。他人の会話の中に使える表現があったりします。

 

もしくは他の指導者のレッスンを受けてみてください。
自分には無い表現で言葉で伝えていると思います。

 

気にいった言葉があればどんどんインプットして、どのアーサナの時のバーバルキューとして使えるか考えてみましょう。

 

B五感を利用して誘導する

 

五感を利用してアーサナを誘導します。
視覚については先程の載せた記事にも書きましたが、視覚をコントロールすることで姿勢(特に頸部)を誘導をすることができます。

 

聴覚は当然ですが耳から入ってくる情報になります。
例えば猫のねじりポーズです。

 

よくある間違った姿勢として頭部が床に預けている時にあごが上がってしまうものです。
直接身体の部位を利用して「あごを引いてください」と言うこともできますし、視覚をコントロールして修正するなら「肩越しに天井を見てください」とキューを出すことができます。

 

聴覚を利用するならば「耳を床に当てて地面の中にいるモグラの足音を聞いてみましょう」という表現になります。
そうすれば頸部の綺麗なねじりが誘導できます。

 

次は嗅覚です。これは鼻からの情報になります。

 

嗅覚を利用したバーバルキューの例としてコブラのポーズがわかりやすいと思います。

 

「目の前に香りのよい綺麗な花があります。その香りを嗅ぎながら胸を大きく膨らましながら身体を反らしましょう」

 

吸気は脊柱の伸展動作を促通しますのでコブラのポーズのような伸展系のアーサナには今の表現は有効になります。

 

実際にアロマを焚いて嗅覚を刺激をしても良いと思います(アロマが嫌な人もいますので注意を)

 

 

このようにバーバルキューを場面に応じて直接か間接的に誘導したり、五感を利用して誘導することでより良いレッスンができるようにしましょう。