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触覚を利用してヨガ指導する

 

触覚とは皮膚を通じて得る情報のことを言います。
例えば、引っ掻かれて痛みを感じたり、熱いお風呂に入ろうとして熱さを感じたりすることは誰でもあります。
これは皮膚が刺激を受けて脳に伝わります。
仮に触覚が無かったとしたら引っ掻かれて傷ついた皮膚は感染症を起こしたり、熱さを感じないために火傷をします。

 

このように触覚は防衛反応をするための情報を脳に伝えます。

 

他にも子供が親に抱かれたときに愛情を感じたり、仲間同士でハイタッチをして喜びを共有したりと実は触覚を通じて様々な情報を人間は手に入れます。

 

ヨガの指導をする際にも触覚を上手く利用して指導をすれば効果は上がり、参加者の満足度も上がるはずです。

 

しかし、触られことで不快に感じたり、無理な修正をして痛みを感じることもありますので過剰な指導は注意しましょう。

 

特に男性指導者が女性参加者に触れてしまうと裁判沙汰になることも当然あります。
これはもう気をつけてくださいとしか言いようがありません。

 

では触覚を利用した指導方法を解説します。

 

@身体を正しい方向へ修正する

 

何かのアーサナを指導をする時に間違ったアーサナをしてしまう参加者は必ずいます。
そういう時に参加者に優しく手を当ててアーサナの修正を行います。

 

例えば、コブラのポーズで胸椎の伸展が上手く行えず、肩がすくんでしまう人がいます。
その場合は指導者が胸椎と胸骨に手を添えて胸椎の綺麗な伸展をサポートします。

 

すくんでしまった肩は肩甲骨に手を添えて骨盤の方向へ誘導して修正することができます。

 

これを何度も誘導することで参加者に正しいアーサナのアライメントの意識付けができるのです。

 

このように指導者が手を添えて正しい位置へ誘導することで参加者のアーサナを修正を行うことができます。

 

A抵抗することで誘導する

 

抵抗を加えることで正しい筋肉の使い方や骨の正しい位置関係を意識付けします。
特に骨盤-脊柱は正しいアライメントを保ちにくい部位です。

 

これは地球に重力という人間には絶対かかるストレスのが骨盤-脊柱の正しいアライメントを崩すのです。
これを修正するために骨盤-脊柱に抵抗を加えます。

 

具体的な抵抗方法として参加者を好きな坐で組んでもらい座ってもらいます。
指導者は参加者の頭頂部を上から下の方向に押さえます。

 

参加者は押される力にに対して抵抗することで骨盤-脊柱のアライメントを修正します。
この時に参加者は重力下で正しいアライメントを保つために必要な筋肉の使い方を学習することができます。

 

抵抗は骨盤-脊柱以外にも上肢や下肢にももちろん応用できます。
参加者に合った抵抗で正しい誘導をしましょう。

 

B意識してもらいたい筋肉、関節、骨に触れて誘導する

 

力を入れてもらいたかったり伸ばしたい筋肉、動かしたい関節、骨に触れることで参加者にどこを意識するのか触れることで教えます。
リハビリの臨床において収縮を促通したい筋肉を指でトントン叩いて刺激を入れます。

 

これを「タッピング」と言います。

 

これはヨガのレッスンでも非常に有効です。

 

アーサナの修正に必要だと思う筋肉、関節、骨があればその部位に触れることで修正すべき部位を触覚から学習してもらいます。
英雄のポーズや三日月のポーズの時の下半身の筋群が収縮が必要です。

 

こういう時に大腿四頭筋や大殿筋をタッピングして収縮を促通することができます。

 

参加者のどこの部位をどのように動かしたいのか見極めてタッピングするようにしましょう

 

このように参加者に触れるというだけで3つの触り方があります。
どのように触れることが参加者にとって一番良いのか考えながらレッスンを行うようにしましょう。