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ヨガの指導は脊柱と肩甲骨の連動性を意識すると効果的

 

肩甲骨というのはみなさんもご存知の通り背中に付いてる平たい骨です。
肩甲骨は肩を動かす時に上腕骨と連携することで動作を遂行します。

 

肩を上げる時は上腕骨と一緒に動くのですが肩甲骨は上方回旋と言って上に回ります。
肩を後ろに引くような動作をする時は、肩甲骨は背骨に引っ付くようにして動きます。

 

中には肩甲骨の可動性が低下している人もいます。
そのような状態だと肩を動かすのに支障が出てきます。
もちろん肩甲骨の可動性が低下していると周りに付着している筋肉も硬くなり循環が悪くなります。そうなると症状で「肩がこる…」として出てきます。

 

肩がこるのに対して「肩甲骨はがし」が効果的だ!という感じで世間でも肩甲骨は注目されています。

 

今回はその肩甲骨と脊柱の関係について解説します。

 

肩甲骨は様々な動きをする

 

肩甲骨というのは様々な方向に動きます。
上げたり下げたり、突き出したり引いたり、はたまた回旋したりと動き方は多様です。

 

特に突き出したり引いたりする時は脊柱と関連して動きます。

 

肩甲骨を突き出すような動きというとすこしわかりにくいかもしれません。
脊柱から肩甲骨を離すと言ったほうが理解しやすいでしょうか。
この動きを肩甲骨の外転と言います。

 

逆に脊柱に肩甲骨を引き寄せるような動きを肩甲骨の内転と言います。

 

この肩甲骨の外転内転の動きに対して脊柱も一緒に動きます。

 

では前ならえをしてみてください。
そのまま両手を前に突き出すようにしてみてください。

 

そうすると肩甲骨が外転します。
この時の前に突き出せば突き出すほど背中は丸まってきますよね?

 

つまり脊柱が肩甲骨の外転に伴い、脊柱が屈曲するということです。

 

次に胸を張るようなイメージで肩甲骨を引き寄せてみてください。
この動きは肩甲骨の内転です。

 

この時の身体を反らすように動かすと思います。これは脊柱の伸展の動きです。
つまり肩甲骨の内転に伴い、脊柱は伸展するのです。

 

まとめます。

 

肩甲骨外転-脊柱屈曲

 

肩甲骨内転-脊柱伸展

 

このような動きの関連性があります。
ではこの関連性をレッスンでどのように応用すればいいのでしょうか。

 

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肩甲骨外転-脊柱屈曲の連動性の場合

 

例えば、猫のポーズです。
このアーサナは脊柱を屈曲させるアーサナです。

 

この時、声かけとして「背中を丸めるようにしてください」と言うでしょう。
では、脊柱をより屈曲させたいと思った時に声かけとして

 

「両手で床を押しながら肩甲骨を引き離してください」

 

と言います。
そうすると肩甲骨の外転をうながすキューイングになりますのでそれに伴い動かしたい脊柱の屈曲を促通することができます。

 

肩甲骨内転-脊柱伸展の場合

 

もちろん脊柱の伸展も同じです。
橋のポーズのように脊柱を強く伸展するアーサナの場合は肩甲骨の内転を意識するようなキューイングをすれば良いでしょう。
(もちろん腕のポジションによって誘導が難しいアーサナもありますが)

 

橋のポーズの場合はお尻を上げてお尻の下で両手を繋ぎます。

 

「肩甲骨を引き寄せるようにして両手で床を押します。その反動で背骨を反らしましょう」

 

というような感じで肩甲骨へ意識を置くキューイングを出すとより効果的でしょう。

 

今回は肩甲骨へのキューイングから脊柱の動きを出す解説をしましたが、逆も応用できます。
肩甲骨の動きを出したいなと思ったら脊柱へのキューイングを行ってみてください。

 

そうすれば脊柱と連動して肩甲骨も動くはずです。

 

あとは別カテゴリーでも解説しましたが脊柱と呼吸は関連性があります。
知っていればヨガの指導が変わる?!呼吸と脊柱の関係
息を吐く時は脊柱の屈曲を促し、息を吸う時は脊柱の伸展を促します。

 

先程の猫のポーズの場合は息を吐いたほうが脊柱屈曲→肩甲骨外転のリズムが生まれ、弓のポーズの時は息を吸いながら行ったほうが脊柱伸展→肩甲骨内転のリズムが生まれますよね。
そうすればより参加者にどこの部位を意識してもらいたいのか伝わります。

 

今回は脊柱と肩甲骨の解説をしました。
呼吸も併せながら脊柱と肩甲骨の連動性を意識してレッスンを行ってみてください